さ行
サイディング
住宅外壁に使用する壁板のことをいいます。横文字で書けばsiding。お住まいを雨風から守り、建物内外の断熱、さらには火災の延焼を防ぐといった役割を持っています。セメント質の窯業系、アルミ・スチールなどの金属系、木質系と大きく分けて3種類に分類されます。それぞれ一長一短がありますが、一般にコスト重視(安価)の窯業系、耐久性重視(やや高価)の金属系とされています。
サッシレス
通常の窓は、アルミ、鉄、ステンレス、木などで出来たサッシ枠があって、そこにガラスをはめ込みますが、サッシ枠を取り付けず、躯体に直接ガラスをはめ込む、埋め込むという手法をサッシレスといいます。コンクリート打ち放しの建物に採用される手法で、コンクリート躯体にガラス溝を作って、その溝にガラスをセッティングします。
さび割れ
網入りガラスで、雨水などの影響によってガラス内の網がさび、そのさびが膨張しガラスに歪みが生じて自然に割れてしまう現象です。
網入りガラスの場合には、ガラスの周辺に防さび材を塗布して納めますが、防さび材の効果も永久的ではなく、また湿気だけでもさびは生じますので、完全にさび割れを防ぐことは難しいです。
CPマーク(しーぴーまーく)約7割の侵入盗が侵入をあきらめるとされる「5分」に耐えることを基準に、最近の侵入手口に応じた厳しい防犯性能試験を実施し、これをクリアしたドア、ガラス、錠、サッシなどの建物部品に付与されるマークのこと。ステッカーで表示されていることが多い。
シリコン
ガラスとサッシのすき間に充填する弾性材。コーキングとも言う。充填してすぐは柔らかく、徐々にゴム状に硬化します。
ガラスとサッシが直接触れ合わないようにするための緩衝材で、同じ用途でガラスゴムも使用される。
シリンダー錠
カギを刺して開け閉めする錠前のこと。シリンダーとは簡単に表現すれば「カギ穴」のことを言う。
ジャロジー
=ガラスルーバー
住宅設備(設備機器)
主にバスルーム、システムキッチン、トイレ便器、洗面化粧台など、水周りに使用される機器をいいます。住宅設備、什器などと呼ばれることもあります。
住宅性能表示制度
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき、平成12年10月にスタートした制度で、耐震・省エネルギー性能・ホルムアルデヒド発散量・バリアフリー対策など9分野について等級や数値などで住宅の評価を表示するというものです。
責任施工付き
商品保証の観点から、メーカーが取付施工を実施することをいいます。
例えばバスルームは、水漏れに対する保証をするために、ほとんどのメーカーがバスルームの組立てから設置までを専門の施工士が実施しています。
バスルームなどの責任施工付き商品は、必ずメーカーの責任施工付きで販売され、商品だけの販売は致しません。
施主支給(せしゅしきゅう)
施主とは主に建築やリフォームの発注者のことで、施主支給とは新築、リフォームなどの際、使用する建材の選定、調達を施主自身が行い、それを工務店などの施工業者に支給する形をいいます。
施主支給の最大のメリットは、中間マージンをカットすることにより、建築コストを安く抑えることが出来るという点です。
全開口サッシ(ぜんかいこうさっし)
=フルオープン